京都府城陽市 相談支援事業所「アトリエ野ばら」

相談支援 アトリエ野ばら 所長のブログ

「お給料はいくら」と考えてしまう

支援学校で勤務していた時、3時ごろになると、学校の周りは、デイサービスの子供たちのお迎えの車であふれます。

子どもたちをデイの職員に引き継ぎます。その時、同じように支援を要する子供たちに対応していて、支援学校教員とデイの職員の給与は段違いではないかと思いながら子供たちをデイの職員に引き継いでいました。その時の私の給料は、50代なので年収で850万。若い先生がたも400万は超えていたと思います。

申し訳ないという気持ちもありましたね。よく介護職の給与は低いと言われます。生活指導員などの募集をネットで見ても月30万円に届くところは見たことがありません。20万円前後というところです。

若い人で、支援を要する子供たちと関わるお仕事をしたいとしたら、支援学校の教員を目指せばと思うのですが、ダメなのでしょうか。

そういえば、以前、デイの若い職員に聞いたことがあります。「学校の先生を目指すのはどう?」と。

答えは「僕にはあの職業はつとまりません」と言い、「いろいろ我慢できなくなり飛び出すと思います」でした。学校ていろいろ要請がきてがんじがらめだから、「確かに」と思った次第です。